2017年06月02日

2017年6月の予定&駄文・良い歯の集いと日本語とドラムと椅子と姿勢

2017年6月の予定

2日(金)19:00終了
9日(金)19:30終了
10日(土)13:00終了
14日(水)19:00終了
23日(金)18:30終了

また
8日(木)午前一中健診
22日(木)特養施設健診
があるため往診時間が変更になります。

一応インフォメーションも。
6月10日の土曜日は恒例の
「良い歯の集い」を武蔵野公会堂で開催します。

20170531_132239.jpg

歯科の有名な先生のお話もしていただきます。

今回はお楽しみ企画として
落語と漫才も。
笑点でおなじみの小遊三師匠もお呼びしています。
ラフティセラピー(笑い療法)ではないですが
楽しんで帰ってください。

――――――――――――――――――――――――

さて今日は駄文。

何年か前にアップしたこのブログで、
MY練習用ドラムセットの写真をあげたことがあります。

よく趣味でドラムセットの検索をするのですが
その時の写真がたまにヒットします。
何故そんなに出てくるのだろうと思っていたら、
先日気付きました。
私もたまにページジャンプする
「ドラムセットマニア」という誰かのブログページに
そのまま転載されていました。

断りもない無断転用ですが、
それを知ったときにうれしくなって・・・
まさかここに載るとは!
自分が時折ではありますが
(あまり更新されないので)
好きで定期的に見ていたものに
自分のものが写っているのは結構うれしいものでした。

それを記事にしようと思ったときに・・・
「ついにやけちゃって・・・」
と記述したくなってハッと気づきました。
念のため検索してみると・・・

「にやける」
正しい意味・・・・なよなよしている
間違いの意味・・・薄笑いを浮かべている
正しく使っている人が  14.7%
間違って使っている人が 76.5%

ついでに
「失笑する」
正しい意味・・・・こらえきれず吹き出して笑う
間違いの意味・・・笑いも出ないくらいあきれる
正しく使っている人が  27.7%
間違って使っている人が 60.4%

私は完全に大多数の方にいました。
気付かずブログで半永久的に残るとこだ。
過半数以上に間違えられる言葉って、
時に会話として成り立ちませんね。

失笑オンパレードと言われるより
爆笑オンパレードの方が期待持てます。

小遊三師匠などに引っ掛けて笑いのネタを・・・
と書き始めたらすぐに落とし穴。
残念ながら正しい日本語とは限らないこのブログ。
今回のように念のためチェックすることもあるのですが
習慣的言い回しは正しくない意味で使っているかもしれません。
過去のまではチェックしきれません。
なんとなくで・・・すみません。

ということで
今の練習用MYドラムセットを。
当時のままのリズムトラベラーに
太鼓やシンバルを増やして
水平にセッティングしています。

多分身長的に20インチ以上のバスドラでは
水平セッティングじゃタムのリムばかり
叩いちゃうでしょうから小口径バスじゃないと。
ジャズやるときなどは
ライドシンバルでいろいろな音を出したいので
垂直気味に立てるのですが
練習用では生音も出せないので
不得手な位置の水平にしています。

またドラムセットマニアに載ったらいいな
ということで今の写真もアップしておきましょう。

20170531_002210.jpg

3タム2フロア2スネア+ミニティンバレス
メーカーバラバラなシンバル。
リベットの代わりのシズルで
Rピン(クリップ)にナットなどを付けたものが
あると最近知ったのだが
試してみたらシンバルが傷つきそうだったので
ダイソーにあったカーテン用フックをお試し中。
意外と面白いかもです。

ところで
椅子の高さってドラムプレイの場合、
やりやすさの違いはあっても
低くても高くてもできるんですが
作業、制作なんかをされる場合でもそうなんですが
基準とした位置にした方がいいんです。

プロドラマー菅沼孝三氏は
身長×0.321を椅子の高さの目安にするといいと
言っているそうで、
身長が165cmなら椅子の高さは53pくらい。
(ヒールアップしかしないなら+2cmくらいもあり)
手は「小さく前へならえ」をやるような感じで
楽に出る位置。そこにキーボードとかノートとか
作業するものがあると姿勢も正しやすい。

実際その座りは骨盤が安定しやすい位置です。

本気で猫背改善したければ
机も椅子もちょうどいい高さに調節できるものが
いいのですが・・・

ちなみに私の場合、治療時は
大体その姿勢が取れるようにしています。
(子供や大柄な人などでは変えていますが)
ドラム時は、MYセットならそのように、
対バンやレッスンでは様々。
(いちいち直さなくても短い時間なら負担も少ないので)

長時間同じ姿勢でいるなら負担にならない方がいいです。
一度お試しあれ。



カラフルあっぷるいーと3.JPG


posted by あっぷるいーと いんちょう at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月24日

テレビ&雑誌の特集って1側面だから気をつけよう

最近は歯科関連のTV放送が増えていますね。
歯周病やらドライマウスやら往診やら。
様々な裏事情を知っていると、
アホらしく思えることもありますが。

歯科業界としての、
正しいことと、
その程度だけしか理解されていないことと、
歯科業界に進出してきたその他の業界の見せたいこと、
などが中心として描かれているなぁ・・・。
弱点には触れもせず。

まぁ、私も
全ての番組をチェックしているわけではないので、
各番組の内容を非難することはしませんが、
おかげで、来院されてくる方々に、それらに関して
質問される機会が増えてしまうので、
いくつかは、ここで答えてしまいましょう。
ウチならではの見解と思ってください。

まず、
「徹底的に歯を磨くことが最重要である」
という内容に関して、
これは正しい・・・ただしそれだけではない。

徹底的に磨き上げれば、虫歯や歯周病のリスクは減り、
健全な口内環境を維持しやすくなります。

ただ、見かけ上の健康状態を保っている人もいるんです。
1日3回、
フロスや歯間ブラシも使い、
夜だけは1時間近くかけて磨いている人もいます。
見かけ上は、とても綺麗そう。
でもハグキの中は隠れ炎症があることも。
表面的には綺麗なハグキをしているからと、
ハグキ表面までのコントロールで終わってしまうと、
気付かないまま歯周病が進行していることもあります。

歯周病は細菌だけでなく、噛む圧力が強すぎてもおこる。
噛む圧力は当然ながら、
ハミガキでコントロールできるものではありません。

また、磨き残しによる歯石のつき方でも、
「磨けていない」と指摘するだけでなく、
くいしばり、猫背、どういうふうに噛んでいるか、
などの判断材料となります。
そこからどの歯に圧力過多となっているかがわかる。
(まぁ、多くの専門家は知らないかもしれませんが・・・)

ちなみに骨密度によって、
ハグキの腫れが引き起こす状態も違うんです。
支える骨が溶けるか、歯が削れるか・・・などなど。
ウチのレントゲンは骨密度の判定もできるので、
必要のある方にだけお話していることなんですけど。

だから、磨けることだけじゃ足りないんです。
勿論磨けるほうが良いには越したことないのですが、
それだけに歯科医師サイドが目を奪われてしまえば、
お粗末としかいえません。

虫歯も歯周病も他の口腔内疾患も、
ハミガキとの関連が一番多い。
しかし、それだけで変わるなんて単純だったら、
我々、歯科医師の存在は必要なく、
歯のエステティシャンがいればよいだけ・・・
そんなレベルではないんです、口内環境のコントロールって。


ついで、ドライマウスのことも触れましょう。
お決まりのトレーニングが、
「パ・タ・カ・ラ」発音と、舌の運動。

破裂音で舌を動かし、さらに前後左右に大きく動かす。
・・・舌を動かすことで出てくるツバはネバネバです。

ウチでドライマウスの患者さんの治療をするときは、
サラサラの唾液が出るようにしましょうと言います。

たとえば、貧血や脱水状態、服用薬剤の副作用などで
ドライマウスになっている場合は、
身体の状態が悪いので、唾液が出ない。
そんな人にとっては、比較的出しやすい唾液である、
ネバネバ唾液だけでも出したい状況です。
そういう人に、舌の運動をおすすめすることは有益です。

しかし大多数のドライマウス状態がある人には、
唾液が出るだけの体内環境があります。
しかし、隠れ炎症やくいしばり、噛み合う歯がない、
などの口内環境が悪くて、ツバが出ない状況がほとんど。
そんな人に、
ネバネバ唾液ばかり出させようとすることは間違いです。

ネバネバ唾液過多とは、交感神経興奮状態。
つまり緊張しっぱなしのくいしばり状態ともいえます。

サラサラ唾液過多であれば、副交感神経優位の
リラックス状態にあるともいえます。

口内環境にとって、(体内環境や精神環境にも)
サラサラ唾液が多いほど良い環境といえます。
そして残念ながら、
いくら舌を運動しても、ここにはほぼ無関係。

ツバが出ない状態を、
何でもかんでも同じと考えちゃいかんのですが、
まだ、専門家を名乗る人々も
素人状態みたいなもんな分野ですし、
しょうがないんですけどねぇ。
臨床をちゃんとやればわかることなんですけど。

テレビの影響ってすごくて、
まれに患者さんにドライマウスの話をすると
「じゃぁ舌の運動しなくっちゃ」
と返事されることがあるんです。
・・・いいんですけどね。四六時中やってくれるなら。
ツバは24時間出ていることが理想ですから。
まぁ・・・ウチでお伝えすることは、
載っている本すら探すのは困難なことですし。
伝わる人にしか伝わらないのは自覚していますしね。


最後に歯科往診のことについて簡単に触れましょう。
やっているクリニックに相談されるのもいいですし、
市役所の生活福祉課などに相談されるのもありです。
各地域の歯科医師会に相談されても対応してくれます。
介護福祉士などに相談されるのも可能でしょう。
結構対応可能なクリニックって探せばあるんです。
ただし、それを専門としている所以外は、
昼休みや休診日のみの対応となってしまいますが。

仲介業者・紹介業者ビジネスに頼るのもありですけど、
上前を掻っ攫うようなビジネスですから、
かつて私はその提携の申し出をお断りしました。
患者さんに向き合い何度も通ってケアすることは、
難しいビジネスライクな仕組みになっていましたから。
最近はどうなのかは知りませんが・・・。

往診に携わる場合は、通院困難な人が対象ですが、
本当に難しい人や、終末期医療に差し掛かってしまう方、
そういう方々の治療って、
歯科クリニックだけでどうこうではなく
病院医師やケアマネージャー、栄養士や理学療法士、
様々な連携をとり合うことで支えています。
考え方にもよりますが、プロ同士の真剣な場ですから、
気軽に医療スタッフのような顔をした営業マンに
入ってほしくないんですけど・・・、時代ですね。

その患者さんに必要な治療ができれば、
往診を希望される方にとっては、
どこのクリニックでもよいわけですから。
できるだけ放置しないようにしてください。

寿命と健康寿命という言葉を知っているでしょうか。
病気になり日常生活に支障が出られてから、
お亡くなりになるまで
男女とも平均10年くらいの差があります。
つまり、
10年くらい介護生活になってしまうことが多いということ。
そこには、歯科往診のシステムも必要になってきます。
できるだけ近場の先生や、
かかりつけの先生が対応してくれることが
最も良いでしょうが、まずは相談できる窓口があるので、
必要のあるご家族は、窓口に声をかけましょう。


他にもいろいろ目にしましたが、
書ききれないのでこの3つに絞りました。

出演する医学関係者がどーのこーのというわけではありませんが、
お決まりで出演される某教授が突出した専門家かといえば・・・
研究している専門家ではあるのでしょう。
警鐘を鳴らすための広告塔としては優秀です。

結構あるんです。テレビや雑誌の出演・取材依頼。
でも、ちゃんと話を聞くと、
ウチじゃなくてもいいよね、と言いたくなるものばかり。
ろくすっぽブログも読んでないから、一から話をすることもある。
ホントに時間の無駄な出演交渉って、
何を知ってウチに話を持ってくるんでしょうね?

とあるベスト100選的な本ですら、
載せてあげるから数十万ね、とかって言われます。
その出版社は1冊出せば売れなくても数千万の儲け。
どうやら、矯正やインプラントなど、細かく分野分けして、
何度も美味しい思いをしようとしているようです。
広告として出すならいいけど、
基本的に出版社社員が誰一人受診したことのないクリニックを
何基準かもわからず推薦します、と出版されてもねぇ。
とお断りしたばかり。

あけっぴろげに有名人になりたいわけではないので。

よっぽど真剣に依頼されれば、
いずれは出演することもあるかしら?
まぁ、依然書いた今日依頼、今日取材、明日朝一放送なんて
うすっぺらなものになりそうなものに協力はしませんが。

まぁ、ともかく。
メディアを使って警鐘を鳴らすには
それだけ歯学界でも認知されてきた病気であるということ。
だけれども、テレビなどで言う治療や予防は、
たった1つの側面でしかなく、
1/10すらもモーラされていない内容ですので、
そこで言ったことだけでは足りません。
編集もあるしね。
特集なんて、機械屋さんや学会などが広告したい時にしか
されないのが残念なんですが。
まぁ、テレビも雑誌もスポンサーありきですから。

私の実感ですけど、どんなに経験を積もうと、
こうだろうと予測したことに当てはまらない人は必ずいます。
その患者さんのことを知り、
少しずつ自分の中のデータベースを増やしていくことでしか、
対応できません。
現場はお決まりごとだけでは成り立ちません。

だから、テレビなどで目にした内容は
警鐘として受け止めてもらい、
自身にとって疑わしい症状がある場合には、
そのテレビ&雑誌だけを鵜呑みにせず、
クリニックへ相談されるのがよいでしょう。



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posted by あっぷるいーと いんちょう at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月31日

歯だけ見ててもわかることは限られます。

たとえば、2〜3分ほど会話を交わせば、
その人が普段、どう噛む癖があるのかの見当はつきます。

しかし、診断となると、
歯を見たり、レントゲンを見たり、
筋肉の硬直状態や身体の動かし方を見たり、
様々な方面から把握する必要があります。

正しく把握できれば、どうすれば治せるか、がわかります。

特に、顎関節症やドライマウスの診断には必須項目です。
歯石の付き方や、ステイン(着色)の付き方も、
その診断にとって必要な情報です。
(あまりそういう診断までされる人はいないでしょうけど、
私の場合、歯石を取る治療をすることで、
その人の噛み方の診断をしているんです)

治療行為をすることで、その人の状態が更にわかる。

ところが、先日、警察から相談されたモノは・・・
白骨の歯型写真のみ。

身元の特定をしたいので、
何かこの写真からわかることはないですか?
というもの。

・・・う〜ん?
一般的な特徴は話せるけど、
歯だけしか映ってないんじゃ・・・なんとも。

顎関節も、頸椎や背骨も写ってない。
噛み合わせも写ってない。
白骨じゃぁ、筋肉だってわからない。

現物を見せて触れるならば、もう少しは語れるけれども、
写真だけじゃぁ。

治療跡や歯のすり減りだけで判断出来ることって、

こういう特徴はみられるけれど、
その原因になりうる可能性は、
こういう場合と、こういう場合と、こういう場合があって・・・

多くを知り過ぎていると、
断定するにはこの情報が足りない!
ということに気づいてしまうため、
お役には立てません。

他府県から捜査に来られているとの事だったので、
お役にたてれば良かったんですけど・・・

生きている人間には詳しいんですけどね。

唯一、役に立てたかなぁ、というアドバイスは、
型とって模型にして持ってきてもらうとか、
顎関節や頸椎などの骨格写真も持ってきてもらうとか、
そういった情報がないと、それなりの判断はできないよ
ということぐらいでしょうか。

歯型写真だけで出来ることは、白骨と残存カルテの照合で
本人と断定できるかどうか、ということぐらいでしょう。

毎年のように白骨死体が発見されている昨今。
こういう相談は増えてくるのかもしれません。
何か警察と連携して協力できる体制を整えることも
必要かもしれませんね。


日本の自殺者は年間3万人超、
他殺者では年間450人弱、
火災死者年間1740人弱、
交通事故死30日以内年間6000人程度。

2009年では、1年で114万人もの方が亡くなられています。
(自然死や死産、病死、事故死、自殺なども含む)
これは、1日3134人、
1分間に2人亡くなっている、という計算です。

1989年〜2007年間の日本の失踪者白書では、
捜査受理されたものでは、171万8600人とのこと。
類別は、
(1)拉致
(2)他殺
(3)蒸発
(4)家出
(5)自殺
(6)何らかの事件での巻添え他。
年間にすると、1年で9万人が失踪している。
一日に換算しますと、毎日246人失踪していることになります。

死者と失踪人を合わせると、年間120万人越え。
日本総人口を1億人で考えれば、
毎年84人に1人はいないわけです。

幼稚園〜大学までの同級生のうち、
数人は毎年いなくなっているかもしれない。
実際、私の場合は高校時代に同級生が病死しています。
他の友達も無事でしょうか?

自分の命も他人の命も、大切にしましょう。



カラフルあっぷるいーと3.JPG




posted by あっぷるいーと いんちょう at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする