2016年08月03日

2016年8月の予定&歯ブラシのポイント

2016年8月の予定

 5日(金曜)・19時終了
14日(日曜)〜18日(木曜)・お盆休み
26日(金曜)・19時終了

となります。
今回はお盆休みをずらす形となりましたので
ご注意ください。


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今回は
夏休み真っ只中の8月ですので、
日常の生活習慣とは
異なった生活リズムになる時期です。
そこで、基本に立ち返った
「歯の磨き方」
のお話にしましょう。
たぶん前にも書いていますが
少し具体的にしてみます。

まず、確認しますが、
「歯を磨いた直後は歯がツルツルになった」
という実感があるでしょうか?

歯科クリニックでの歯石落としやクリーニング
を受けられた事がある方は多いでしょう。
その直後の感覚にも似たツルツル感が
ハブラシの後にも感じているでしょうか?

そんな実感がない人は、
たとえフロスや歯間ブラシ、
電動ハブラシやウォーターピックなどを駆使して
30分や1時間もかけて磨いていたとしても
「磨けていない人」
だと断言します。

そればかりか、一生懸命がんばって
歯茎の中に汚れを押し込んでしまっているパターンが
あまりにも多いのが現実です。

様々なクリニックでブラッシング指導を受けると
たいていが
「毛先を軽く歯に当てるようにしましょう」
といわれませんか?
(言いまわしはそれぞれのクリニックで
 異なるかもしれませんが大体同じことのはず。
 ウチでも磨き方の指標となるような言い方をしていますが
 根本は同じことをお話しています。)

箒(ほうき)で落ち葉を掃いたことはありますか?

イメージしてほしいのですが、
地面に箒をしっかりと押し付けて落ち葉を履くと
1mmも落ち葉が動かず、
その上を箒が撫でて通り過ぎただけ
という経験はありませんか?

どちらかというと
地面に箒が触れるか触れないかの状態で
軽く当たる程度のほうが
スムーズに落ち葉を掃けた経験はありませんか?

ハブラシの使い方は箒と同じイメージで。

強く当てるということは
毛先がしなっている状態。
毛の横っ面で撫でているだけになります。

ラフですがペイントで絵を描いてみました。
丸がそれぞれ歯だと思ってください。
こんなシナリで磨いては絶対ダメです!!!

ハブラシストローク強すぎfull.jpg

毛先を押しつぶさないようにしましょう。


次のポイントとしては、
「やさしく」というイメージは
「動かさないことではありません」
「しっかり動いているけどあたりがソフト」
ということです。

つまり、1本を磨くには「前後の歯まで磨くように」
ハブラシを動かすことです。

また絵で紹介しましょう。
上の絵ではハブラシの柄側末端の毛先が
赤と黄色の歯の間に位置します。
下の絵ではハブラシの先端の毛先が
黄色と青の歯の間に位置します。

ハブラシストローク.jpg

この絵で言うなら22本?の毛先が
すべて黄色い歯を磨くのであれば
上の絵→下の絵・下の絵→上の絵
の位置まで何度も黄色い歯を通り過ぎることで磨けます。

黄色い歯の上に永くハブラシが留まることが
正しいと考えてしまう方がいますが、
留まる=そこだけを磨くということは、
約10本ほどの毛先で突っついている人がほとんど。

1回通り過ぎることで22本の毛先が掃く、
1往復すると2回分の44本の毛先で掃きとります。
それだけでもあたっている毛束の本数が違いすぎます。
ましてや箒のように磨けない人ではその差も現れます。


最後のポイントは、磨く角度を変えよう。

噛む面は、まっすぐ垂直にあてると溝が磨きにくい。
なので、
溝の側面に対しても垂直に当てるイメージがおすすめ。

また歯そのものの側面も球状なので3方向に角度を
つけることがおすすめです。

一応これもラフな絵を描いてみました。
参考になれば・・・

hkakudo .jpg

一応治療に伴いクリニック内でお話しすることの
簡易版のような内容ですが、
なんとなく伝わったでしょうか?

磨き方は細かく言えばこの他にも
口の開け方・手首や指の使い方・姿勢
ハブラシの選び方・ハミガキ粉の有無
うがいの仕方・食べる順番など
歯を綺麗にするお話はかなりの量になります。

クリニックでのハブラシ指導などの時に
お話しする内容をすべて書くには
活字では膨大ですから、
いつか機会があればにしましょう。

ポイントは、
「ハブラシしたら歯がツルツルする」
という実感がある磨き方をしましょう。
ウチでは追加して
「ハミガキ1分で実感できます」
とお伝えします。

日常的にお使いのハブラシを持参して
ブラッシング指導を受けると、
磨き癖もわかります。


余談ですが
8月は事故に遭う機会も増える時期です。
安全に配慮して、楽しんでください。

たとえば周囲に気を配れない
大流行のポケモンGOやっている歩行者。
前も見ないでフラフラしていたりするので
ひきそうで、運転者も怖いです。
気をつけましょうね。

ちなみに私もポケモンGOやってみようと
思ったのですが、私のスマホは古いようで
対応していませんと、ダウンロードも
出来ずじまい。
周囲で始めていた人はもう飽きてきた
なんていう人も結構いるので、
終息は速いのかもしれませんね。

では良い夏を。


カラフルあっぷるいーと3.JPG



posted by あっぷるいーと いんちょう at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケアの大切さ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月07日

シリーズ・歯を残すには・@プロローグ

さて、今日からは歯を残すためにどうすべきか?
という命題についてシリーズで述べましょう。

いまにも抜け落ちそうな歯を、
1年でも長く残すことに、どんな意義があるでしょうか?


1つ言えることは、
悪くなった原因を残したまま、保存することはできない!
ということ。

歯は、このブログの副題にもあるように、
200年維持できても良いはずです。
それが出来ない理由は、
「感染」「過重負担」「生体バランスの悪化」「外傷」
が主になってきます。


歯が抜ける要因は、
草木が枯れる原因に似ているのですが、

@アブラムシをはじめとした虫によって、
 草木が直接、枯らせられるという事もあれば、
 (虫歯で歯に穴が開く)

A土の状態が悪く、
 硬くなって、栄養分もなければ、水もしみ込まない、
 なんて状態で、枯れてしまうものも。
 (歯周病で歯が抜ける & 生体バランスの悪化)

B土砂崩れで根っこが見えて、木が傾き、自重で倒れる
 (咬合圧・食いしばりなども含む過重負担)

C自動車事故など、ぶつけられて折れる。
 (転倒などの外傷で歯が抜ける)

似たような状態でしょ?
そんな原因をどう排除できるかで、長持ちが変化します。


歯がダメになるか、骨がダメになるか、両方ダメか、
それは感染以外の3つの要因(外傷は例外かもしれませんが)
も複雑に絡んでくることです。
原因がたった1つという人は滅多にいません。


前々回のブログで、(休日診療で多く診た話)
簡単に「外傷」のことに触れていますので
残り3つをシリーズ化して順番にアップしてみますね。


まず・・・
「感染」
は、言わずもがな、「虫歯」「歯周病」が最大要因。

細菌の出す酸や毒素・汚染された血液の腐敗によって
汚染範囲が拡大し、歯や歯槽骨を溶かす。


感染・・・たぶん、
このブログの読者になってくれている人たちは、
虫歯や歯周病のプロセスなんて、
いくつでもネット上に転がっているため、
何度か読んだことがあるでしょうから、
カットして、その先の話から始めちゃいます。


・・・でも、これだけは・・・

「歯磨きが悪い」という事は要因の中で
最も大きい比重をしめます。

「口内細菌を抗生物質で殺してみたら肺炎が増えた」
というように、口内環境には
生体防御に必要な善玉菌もいます。

なので、ブラッシングが最も有効なのですが、
それと同様に有効なのが、唾液(ツバ)です。

食べながら洗い落す力。

歯を削る機械が、水を出しながら行う理由は、
熱の抑制と切削片(削りカス)の除去。
カスが詰まると削れなくなるので、洗いながら削るんです。
口腔内も、唾液によって食べながら洗い落とします。

ドライマウスと言えば漢字で口腔乾燥症と書きますが、
実際は、
・糸を引く程ネバネバ
・飴玉をほっぺたの内側に付けておくとすぐシワシワになる
などの口内環境もドライマウス症状です。

感染によってツバが出にくくなる事も多いし、
「過重負担」「生体バランスの悪化」によって
出にくくなることも多い。
ツバが出る口内環境を作りましょう。
それが感染しにくい口内環境になります。
また後のシリーズ中にも書くことになるでしょうから、
そのときに。


それでは本題。

感染は、初期段階では、
生体防御反応として「炎症」(えんしょう)を起こします。
簡単に説明するときに、こう言います。
「血でバイ菌を洗い流して、外に押し出そうとする反応」

だから、歯を磨いて血が出る時、
血が出たから止そう・・・ではなく、
「血が出たから、もっと血を出さなきゃ」が正解!
と伝えます。

ハブラシで切れるハグキなんてまずありません。
(ボディータオルで身体を洗うと
 ミミズバレを起こす人などは注意が必要ですが・・・)

紫斑病・出血素因の病気を患う方以外であれば、
ハブラシで歯茎から血が出れば歯周疾患。
もっとも・・・
磨けてないから血が出ない人の方が多いですけど。


歯石落とし(スケーリング)は、感染場所の除去。
初めにハグキを「触ると痛い」と感じるところは
90%以上の確率で炎症が起こっています。
だから、歯石を取りきった後、同じように触っても
「触った痛みは感じない」んです。
ちなみに、
10%は、歯や歯根まで感染され汚染してしまっているもの。
これは、虫歯治療も対象です。

悪化するほど、骨の奥深くで膿(ウミ)が繁殖します。
痛みもない状態で悪化するほうが断然多い!


ひどく悪化した状態では、虫歯も歯周病も手術が必要に!

その理由を今回のブログで書きたかったのだぁ・・・
・・・・・が・・・・・

前置きが長すぎてゴチャゴチャするので、次回。


・・・うーん。このテーマ。
言うべきことが多すぎて、多すぎて、多すぎて。


最近、このブログを見て来院してくれる人が大勢いるので、
ちゃんとしたものが書きたいのだが、
肖像権の関係もあり、
院内で出来る説明と同じにはなかなか書けないから。

最近、来院してくた人には、問診表記入時に
アンケートとして、レントゲンや写真を使ってもいいか
お訊ねしてます。
匿名ですので、出来れば許可にまるをください。

そんなOKをくださった人の写真を使って、
次回、感染の話を何とかまとめてみる努力をしましょう。



カラフルあっぷるいーと3.JPG








posted by あっぷるいーと いんちょう at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケアの大切さ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

海の日の休日診療と「夏の歯の危険性」

暑い日が続きますねぇ。
早くも夏バテ中・・・かも?

昨日(もう一昨日ですが)は海の日。
輪番での休日診療当番日でした。

朝9時から夕方5時まで。
お昼時間はナシで、合間でとってくださいとのこと。

いつもより朝早いのもキツい。
まぁ、そんなに忙しいってこともないだろう
って油断してたのが、そもそもの間違い。

昼飯用にって買っといたコンビニ弁当に箸をつけれたのは午後6時。

治療中に待合室に3人待ってるって・・・
スタッフは1人でいいからって言っちゃったし、
保険証登録だけで持ってかれちゃったら、
治療は自分1人になっちまった!

いやぁ、疲れた。

この間、このブログコメントで
誕生日おめでとうと言ってくれたのは、
たぶんあの娘かなぁって思う。
覚えててくれたんだぁという、驚きと喜びを実感。
かなりうれしかったんだけど、
祝ってくれて喜べる歳じゃないんだなぁ、ってこの日に痛感。

以前は何時間でも1人で治療できたのに・・・。

1日中、はじめましての人ばかり見てたこともある。
余所様で治療途中の人。
単に取れちゃっただけの人。
オペ一歩手前といえるほど腫れちゃってる人も数名。
最低限の情報で何故こんなことになってるのか迄判断しなければならなかったひと。
難しくはなかったのだがこんな状態になってる人って始めてみた。
ってこともあった。
そりゃ精神的にも肉体的にも疲労はするけど・・・。
がんばろっと!


ところで夏って、歯にも関係することがあるんです。

夏バテになって免疫力が落ちると、
細菌感染による抵抗力が落ちる。
夏バテになって代謝が落ちると、
ドライマウス様の症状が起こり口内環境が悪化する。
結果、歯周病が悪化する。

暑いからってビールばかり飲んで寝ちゃうと酸蝕症。

夏休みを謳歌して、不規則・不摂生な生活が続くと虫歯過多。

そんな人との、ひと夏の恋
・・・アバンチュールって言葉に踊っちゃえば、
エイズばかりに着目されるけれども、
しっかりと口腔内にも細菌感染が!

これら色々なものが入り混じった若者も多いので、
カビてる20代も時折見る。
カビは抗生剤は効かない真菌。
抗菌薬ではなく抗真菌薬が必要です。
そんなカビも人から人へなんてことも水面下では起こってるかも?

表面上の感染でしっかり対処されてれば、
重篤なことにはならないですが、
もし、繁殖が表面から深部にまで根をはっちゃえば、
イソジンなどのうがい程度では浸透殺菌ができず、
大変なことになることもあるんです。

いろいろ気をつけよう、夏!

ウかれるのも、恋愛するのも、命がけってことで・・・。

・・・オーバーに語ってます。
・・・ただ、そんな患者さんが来院してくるのも事実。
そして、そんな状態になっていても、
治療もせず放置している人は、
来院してくる人より圧倒的に多いでしょう。



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posted by あっぷるいーと いんちょう at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケアの大切さ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする