2020年11月06日

2020年11月の予定&歯磨きの脱力の意味

2020年11月の予定&歯磨きの指の脱力の意味

10日(火)19時終了
16日(月)18時30分終了
20日(金)18時30分終了
24日(火)18時30分終了
25日(水)18時30分終了

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11月までたどり着くともう今年も終わりか
という空気が流れてきます。
1日の寒暖差も激しく体調的にもきつくなってきます。

患者さんからお聞きした限りでは、とりあえず3月までは
ホームワークが決定したという方々も多くいるようです。
昔から学校の宿題などは提出日の学校の休み時間にやってきた
自分としては、コンスタントに自宅で仕事をやるって難しい。
ホント尊敬します。

とはいえ働く環境化しなければならないのは大変。
そういうストレスも溜まってきている頃でしょう。

歯磨きも歯だけではなく体もリフレッシュさせる効果があるので
仕事の合間に1度と言わず2度3度と磨いてもらえた方が
色々な意味で良いかと思います。

そこで
久しぶりに歯の磨き方のお話をサラッとやってみましょう。

まず最初に実験してみましょう。
遠くの人とジャンケンをしている感覚で、
その遠い人に手を見せるように
力いっぱい指を広げてジャンケンのパーの形を作ってみてください。
そのまま手首を曲げ伸ばしできますか?

多くの方は「出来ない」のではないでしょうか。
普通の人体構造ならほとんど動かせないはずです。

では逆にジャンケンのグーの状態ではどうでしょう。
力を込めた状態ではほとんど動かず、
軽く握った状態なら45度程度手首を曲げる事ならできる人も多いでしょうか。
どちらにせよ指の力が脱力できている時なら90度は曲げられるでしょう。
あっ、むきになって思いっきり曲げようとすると
手首を痛めて大惨事になりますので絶対やらないでください。

最後に残ったジャンケンのチョキの場合はどうでしょう。
同じように動かない人がほとんどです。

つまり
指を曲げても伸ばしても手首は硬く動かなくなります。

力を抜いて磨きましょう。
といくら言っても指に力がかかっていると
手首の柔軟性が失われ、結果的に力強く歯を磨いてしまうのです。

数年前にドラム(楽器の)界で脱力ブームとなりました。
モーラー奏法が脚光を浴びたころです。
指も手首も肘も肩も肩甲骨も、どう力まずやるか。
連動していますから。
ちなみにドラムの場合は足も同じことを考えます。
リキムは簡単ですが、脱力はホント難しい。
私もドラムでは数年がかりでコツをつかみましたから
大変さは十分承知。
とはいえ慣れたら自由自在です。
それに比べればハブラシぐらいは
・・・と言ってしまいたくなりますが、
多くの人達にとっては激ムズです。

裏ワザとして
肘から手のひら全体を内側に捻り込んでみてください。
その状態で手首をブラブラ。
パー・グー・チョキどのようにしていても
先程よりは手首が曲がるようになりませんか?
90度までは無理でも、30〜45度くらいには。

身体の骨的に、手をブラーンと下ろしている時に
掌が前方を向いているのが自然体と呼ばれる状態。

先程のように遠くの人とジャンケンをするには
その自然体とは真逆に捻っているので、
無理して捻っている状態ともいえます。
骨格的に筋肉は引っ張られ張っている状態。
ましてや反対側の指も突っ張っていたり(パーの状態)、
引っ張られていたり(グーの状態)。
前後で引っ張られているようなものなので、
その状態では柔軟性が失われるのは当然です。

なので腕から内旋(骨格的ひっぱりを取ってあげる)すれば
多少柔軟性が確保できるので動くわけです。

とはいえ、歯磨きで言ったら小指側に毛先を持ってくる態勢に
なるわけですから、挙動制御が難しい。
要はまっすぐ動かすことが難しくなる。

固まった力強い指で磨くよりはマシですが、
万人にお勧めできるものでもない。

なので指の脱力を意識できるようになりましょう。

きっとあなたも凄いドラマーになれる。
もとい、ツルツルになる歯磨きができる様になります。
そしてそれに慣れると、馬鹿みたいに力を込めて
磨くことの無意味さを実感するでしょう。

ほとんどの方が「そんなに力を込めて磨いていない」といいます。
でもちゃんと診させてもらうと
ほとんどの人がその1/10程度の力でいいんです。

正しい磨き方の10倍以上も力をかけているのですから、
ハブラシを握る・触れて持っているだけの部分の・・・
「皮膚が白くなる」。
・・・圧迫の証拠です。

うーん。やはり文字で書くのは難しいですね。
ハブラシ持参してもらって直接やらないとわからないと思います。

ハブラシ指導というのも各クリニックで
推奨する内容が異なります。
ウチで推奨するやり方に納得できない方もいるでしょう。

基本的にハブラシだけのケアで済む人は1割にも満たない。
毎日のハブラシと定期的なプロフェッショナルケアで維持できる
という人は7割程度。
四六時中プロフェッショナルケアをしなければならない状態
だけれども保険制度の縛りがあるため頻繁にはできないので
ヒヤヒヤする状態の人が2割。
仲間内で話した感じだと皆同じぐらい。

どんな方法でも構いません。
本来なら歯は200年保つこともできるはずです。
歯を磨いているのに失っていくならその原因を突き止めてください。
もしその磨き方に原因があるなら、「今まで」が間違っています。

指の力が抜けない人というのは杓子定規になりやすい。
でも変えようと思って気を付けている人で、時間は数年とかかっても
最終的に変わらなかった人はいません。

上手にハブラシができることで
肉体的にも精神的にもリフレッシュできるのは
ネット上にもいっぱい転がっている
我々から見れば常識的な情報ですので
時間がある人は、他の人達の意見も読んでみてくださいね。

年末にかけ、そろそろ集まってみようかとする動きも増えそうな。
気が抜けてコロナ倍増とならないよう、
皆様もお気を付けください。





カラフルあっぷるいーと3.JPG



posted by あっぷるいーと いんちょう at 20:02| Comment(0) | 口腔ケアの大切さ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

2016年8月の予定&歯ブラシのポイント

2016年8月の予定

 5日(金曜)・19時終了
14日(日曜)〜18日(木曜)・お盆休み
26日(金曜)・19時終了

となります。
今回はお盆休みをずらす形となりましたので
ご注意ください。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回は
夏休み真っ只中の8月ですので、
日常の生活習慣とは
異なった生活リズムになる時期です。
そこで、基本に立ち返った
「歯の磨き方」
のお話にしましょう。
たぶん前にも書いていますが
少し具体的にしてみます。

まず、確認しますが、
「歯を磨いた直後は歯がツルツルになった」
という実感があるでしょうか?

歯科クリニックでの歯石落としやクリーニング
を受けられた事がある方は多いでしょう。
その直後の感覚にも似たツルツル感が
ハブラシの後にも感じているでしょうか?

そんな実感がない人は、
たとえフロスや歯間ブラシ、
電動ハブラシやウォーターピックなどを駆使して
30分や1時間もかけて磨いていたとしても
「磨けていない人」
だと断言します。

そればかりか、一生懸命がんばって
歯茎の中に汚れを押し込んでしまっているパターンが
あまりにも多いのが現実です。

様々なクリニックでブラッシング指導を受けると
たいていが
「毛先を軽く歯に当てるようにしましょう」
といわれませんか?
(言いまわしはそれぞれのクリニックで
 異なるかもしれませんが大体同じことのはず。
 ウチでも磨き方の指標となるような言い方をしていますが
 根本は同じことをお話しています。)

箒(ほうき)で落ち葉を掃いたことはありますか?

イメージしてほしいのですが、
地面に箒をしっかりと押し付けて落ち葉を履くと
1mmも落ち葉が動かず、
その上を箒が撫でて通り過ぎただけ
という経験はありませんか?

どちらかというと
地面に箒が触れるか触れないかの状態で
軽く当たる程度のほうが
スムーズに落ち葉を掃けた経験はありませんか?

ハブラシの使い方は箒と同じイメージで。

強く当てるということは
毛先がしなっている状態。
毛の横っ面で撫でているだけになります。

ラフですがペイントで絵を描いてみました。
丸がそれぞれ歯だと思ってください。
こんなシナリで磨いては絶対ダメです!!!

ハブラシストローク強すぎfull.jpg

毛先を押しつぶさないようにしましょう。


次のポイントとしては、
「やさしく」というイメージは
「動かさないことではありません」
「しっかり動いているけどあたりがソフト」
ということです。

つまり、1本を磨くには「前後の歯まで磨くように」
ハブラシを動かすことです。

また絵で紹介しましょう。
上の絵ではハブラシの柄側末端の毛先が
赤と黄色の歯の間に位置します。
下の絵ではハブラシの先端の毛先が
黄色と青の歯の間に位置します。

ハブラシストローク.jpg

この絵で言うなら22本?の毛先が
すべて黄色い歯を磨くのであれば
上の絵→下の絵・下の絵→上の絵
の位置まで何度も黄色い歯を通り過ぎることで磨けます。

黄色い歯の上に永くハブラシが留まることが
正しいと考えてしまう方がいますが、
留まる=そこだけを磨くということは、
約10本ほどの毛先で突っついている人がほとんど。

1回通り過ぎることで22本の毛先が掃く、
1往復すると2回分の44本の毛先で掃きとります。
それだけでもあたっている毛束の本数が違いすぎます。
ましてや箒のように磨けない人ではその差も現れます。


最後のポイントは、磨く角度を変えよう。

噛む面は、まっすぐ垂直にあてると溝が磨きにくい。
なので、
溝の側面に対しても垂直に当てるイメージがおすすめ。

また歯そのものの側面も球状なので3方向に角度を
つけることがおすすめです。

一応これもラフな絵を描いてみました。
参考になれば・・・

hkakudo .jpg

一応治療に伴いクリニック内でお話しすることの
簡易版のような内容ですが、
なんとなく伝わったでしょうか?

磨き方は細かく言えばこの他にも
口の開け方・手首や指の使い方・姿勢
ハブラシの選び方・ハミガキ粉の有無
うがいの仕方・食べる順番など
歯を綺麗にするお話はかなりの量になります。

クリニックでのハブラシ指導などの時に
お話しする内容をすべて書くには
活字では膨大ですから、
いつか機会があればにしましょう。

ポイントは、
「ハブラシしたら歯がツルツルする」
という実感がある磨き方をしましょう。
ウチでは追加して
「ハミガキ1分で実感できます」
とお伝えします。

日常的にお使いのハブラシを持参して
ブラッシング指導を受けると、
磨き癖もわかります。


余談ですが
8月は事故に遭う機会も増える時期です。
安全に配慮して、楽しんでください。

たとえば周囲に気を配れない
大流行のポケモンGOやっている歩行者。
前も見ないでフラフラしていたりするので
ひきそうで、運転者も怖いです。
気をつけましょうね。

ちなみに私もポケモンGOやってみようと
思ったのですが、私のスマホは古いようで
対応していませんと、ダウンロードも
出来ずじまい。
周囲で始めていた人はもう飽きてきた
なんていう人も結構いるので、
終息は速いのかもしれませんね。

では良い夏を。


カラフルあっぷるいーと3.JPG



posted by あっぷるいーと いんちょう at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケアの大切さ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月07日

シリーズ・歯を残すには・@プロローグ

さて、今日からは歯を残すためにどうすべきか?
という命題についてシリーズで述べましょう。

いまにも抜け落ちそうな歯を、
1年でも長く残すことに、どんな意義があるでしょうか?


1つ言えることは、
悪くなった原因を残したまま、保存することはできない!
ということ。

歯は、このブログの副題にもあるように、
200年維持できても良いはずです。
それが出来ない理由は、
「感染」「過重負担」「生体バランスの悪化」「外傷」
が主になってきます。


歯が抜ける要因は、
草木が枯れる原因に似ているのですが、

@アブラムシをはじめとした虫によって、
 草木が直接、枯らせられるという事もあれば、
 (虫歯で歯に穴が開く)

A土の状態が悪く、
 硬くなって、栄養分もなければ、水もしみ込まない、
 なんて状態で、枯れてしまうものも。
 (歯周病で歯が抜ける & 生体バランスの悪化)

B土砂崩れで根っこが見えて、木が傾き、自重で倒れる
 (咬合圧・食いしばりなども含む過重負担)

C自動車事故など、ぶつけられて折れる。
 (転倒などの外傷で歯が抜ける)

似たような状態でしょ?
そんな原因をどう排除できるかで、長持ちが変化します。


歯がダメになるか、骨がダメになるか、両方ダメか、
それは感染以外の3つの要因(外傷は例外かもしれませんが)
も複雑に絡んでくることです。
原因がたった1つという人は滅多にいません。


前々回のブログで、(休日診療で多く診た話)
簡単に「外傷」のことに触れていますので
残り3つをシリーズ化して順番にアップしてみますね。


まず・・・
「感染」
は、言わずもがな、「虫歯」「歯周病」が最大要因。

細菌の出す酸や毒素・汚染された血液の腐敗によって
汚染範囲が拡大し、歯や歯槽骨を溶かす。


感染・・・たぶん、
このブログの読者になってくれている人たちは、
虫歯や歯周病のプロセスなんて、
いくつでもネット上に転がっているため、
何度か読んだことがあるでしょうから、
カットして、その先の話から始めちゃいます。


・・・でも、これだけは・・・

「歯磨きが悪い」という事は要因の中で
最も大きい比重をしめます。

「口内細菌を抗生物質で殺してみたら肺炎が増えた」
というように、口内環境には
生体防御に必要な善玉菌もいます。

なので、ブラッシングが最も有効なのですが、
それと同様に有効なのが、唾液(ツバ)です。

食べながら洗い落す力。

歯を削る機械が、水を出しながら行う理由は、
熱の抑制と切削片(削りカス)の除去。
カスが詰まると削れなくなるので、洗いながら削るんです。
口腔内も、唾液によって食べながら洗い落とします。

ドライマウスと言えば漢字で口腔乾燥症と書きますが、
実際は、
・糸を引く程ネバネバ
・飴玉をほっぺたの内側に付けておくとすぐシワシワになる
などの口内環境もドライマウス症状です。

感染によってツバが出にくくなる事も多いし、
「過重負担」「生体バランスの悪化」によって
出にくくなることも多い。
ツバが出る口内環境を作りましょう。
それが感染しにくい口内環境になります。
また後のシリーズ中にも書くことになるでしょうから、
そのときに。


それでは本題。

感染は、初期段階では、
生体防御反応として「炎症」(えんしょう)を起こします。
簡単に説明するときに、こう言います。
「血でバイ菌を洗い流して、外に押し出そうとする反応」

だから、歯を磨いて血が出る時、
血が出たから止そう・・・ではなく、
「血が出たから、もっと血を出さなきゃ」が正解!
と伝えます。

ハブラシで切れるハグキなんてまずありません。
(ボディータオルで身体を洗うと
 ミミズバレを起こす人などは注意が必要ですが・・・)

紫斑病・出血素因の病気を患う方以外であれば、
ハブラシで歯茎から血が出れば歯周疾患。
もっとも・・・
磨けてないから血が出ない人の方が多いですけど。


歯石落とし(スケーリング)は、感染場所の除去。
初めにハグキを「触ると痛い」と感じるところは
90%以上の確率で炎症が起こっています。
だから、歯石を取りきった後、同じように触っても
「触った痛みは感じない」んです。
ちなみに、
10%は、歯や歯根まで感染され汚染してしまっているもの。
これは、虫歯治療も対象です。

悪化するほど、骨の奥深くで膿(ウミ)が繁殖します。
痛みもない状態で悪化するほうが断然多い!


ひどく悪化した状態では、虫歯も歯周病も手術が必要に!

その理由を今回のブログで書きたかったのだぁ・・・
・・・・・が・・・・・

前置きが長すぎてゴチャゴチャするので、次回。


・・・うーん。このテーマ。
言うべきことが多すぎて、多すぎて、多すぎて。


最近、このブログを見て来院してくれる人が大勢いるので、
ちゃんとしたものが書きたいのだが、
肖像権の関係もあり、
院内で出来る説明と同じにはなかなか書けないから。

最近、来院してくた人には、問診表記入時に
アンケートとして、レントゲンや写真を使ってもいいか
お訊ねしてます。
匿名ですので、出来れば許可にまるをください。

そんなOKをくださった人の写真を使って、
次回、感染の話を何とかまとめてみる努力をしましょう。



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posted by あっぷるいーと いんちょう at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケアの大切さ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする