2013年11月19日

坂本龍馬に見る食いしばりの特徴

今日はちょっとブレイクタイム。
次に行く前にこんな切り口で進めてみます。

ある昼休み。
こんなとこにも処方箋薬局ってあったんだぁ!
と知る。

吉祥寺って、
土曜やってなかったり、夜早く終わっちゃったり、
って処方箋薬局が多いから、
こまめに歩いてみるんです。
ちょっと遠いよなぁ。ここは早終いか。とか確認。

薬って最低100錠単位。
(最近はこれもなくなってきてるのですが。)
ほとんどが、500錠とか1000錠とか、
って仕入れなきゃなんないし、
種類も必要になるし、
基本的に飲み薬って、大なり小なり
人体に負担をかけるものだから、
できるだけ出さなくていいように治療したいので、
個人クリニックには処方箋が便利なんです。
クリニック内には、
必要最低限の薬だけ用意しておけば済むので。

2店舗ほどは、どこに店舗があるか
連絡くれるチェーン店もあるので、
実際に現地確認もします。

少し前に連絡をもらっていたし、
患者さんには場所の地図を渡していたけれど、
まだ現地確認に自分で行ってなかったなぁ。
という処方箋薬局を思い出して、
フラッとお散歩してみると、
近場のビルの2階に発見。

なんと、そのお隣は・・・

20年ほど、こういう玩具を買わなかったのに。
吉祥寺で見つけちゃった小さな専門店。

モデルガンとかガスガンとか。

見るだけのつもりで立ち寄ったら、
まぁ、ほしいものがいっぱいある。

店員さんもお詳しい。
ビジネストークというより、マニアトーク。
消えてたマニア心に沸々と・・・
非売品のやつとか、ほしぃ。

というわけで、
買っちゃったのが、
坂本龍馬の愛用銃のモデルガン(中古)。
S&W MODEL 2 ARMY 。

傷は少しあるけど、ほぼ未試用品。
今は、絶版なんだとか・・・

20131009_184155sss.jpg

これを見ると、
近江屋暗殺時に、弾切れになって、
リロード(弾の再装填)に
間に合わなかったっていう説も、うなずける。

弾丸6発、撃ち終わったら、
銃身(バレル)を曲げ上げ、
弾倉(マガジン)を取り出し、
銃身の下の棒で打ち終わった薬莢(弾丸)を
6発ぶん取り出し、
(写真はモデルガンのためこれ以上入らないけれど、
  実際は根元まで入るようになっています。)
(ココまでの写真が下の3枚ね。)

新たに弾を6発込め、
弾倉を戻し、
銃身を戻し、
シングルアクションという機構のため、
撃鉄を起こし、
トリガーを引くことで弾が出る。

時間がかかりすぎるわなぁ。
そんなに待ってくれる暗殺者はいない。
店員さんとのお話で、爆笑の大納得。
気付けばナガバナシするわ。

ただでさえ、
撃った直後なんて、銃身も弾倉も熱くなり
素手で持てたのかどうか?
もともと、リロードなんて想定されていたのか?
という時代の銃です。

まぁ、そんな話をウチのスタッフにもしたかったのだが、
「単なる無駄遣い」ってバッサリ。
女性はリアリストだから・・・

刀剣や銃、剣術や戦術、偉人や伝承。
時代劇も好きだけど、
特別、坂本龍馬のファンってわけでもない。
実際、無駄遣いですな。

でも、

もし、坂本龍馬に、
豪快さばかりじゃなく、
臆病さ・慎重さがあったなら、
もう1丁、予備の銃を買っていたのかも?
いや、高価で買えなかったとか?
手に入った1丁しか売ってなかった?
何人もの人間に襲われることになるほど
自分が重要人物になるとは想定してなかったから?
珍しいものが手に入った喜びで浮かれていた?
剣も凄腕だったというから、御守り程度の銃だった?

あまり語られない状況でしょうが、
それゆえに、時代背景やら性格分析やら、
あれやこれやと想像でき、楽しめるでしょ?

たった1丁のモデルガンで。


モノの見方って、
ちょっとした事を知っているか、知らないかで、
選択肢の幅が明らかに違ってきます。

何気に、みんな知っているモノを見ても、
見方が違えば、別の切り口が見えます。


例えばこんなのはどうでしょう?
坂本龍馬の写真とされる、
みんなが見たことのある2枚の白黒写真。
(さすがに版権はないと思うんだけど…
 ネットで拾ったもんじゃマズイかなぁ?)

龍馬の写真は、6種類あるともいわれています。
別人説や、
暗殺以後に撮られたものではないか
なんてものもある様です。

が、思い浮かべてほしいのは、
立ち姿で、右手を懐に忍ばせ、
台に寄り掛かっている、あの有名な写真です。
(慶応2〜3年・上野撮影局で撮られたとされるモノ)
(この2枚の左側です。)

ryouma1.jpg

スマホの方は、画像の拡大が簡単なので、
ぜひ、顔をアップに。

鼻下からアゴの先にかけて、ハイ注目!

これが「食いしばっている」ときの人の顔です。


当時の撮影は、ガラス原板を使うモノ。
撮影時間がかかり、動くとブレるので、
相当大変だったそうな。

そりゃ、くいしばるよ。

龍馬が、
名刺代わりに配っていたとされるブロマイド。
上半身の写真だけが写っている
別の有名な写真と見比べてみて。
(右側の写真です。)
こっちのほうは、
「食いしばっていない」ときの顔。
(やぶん座ってリラックスしていたのでしょう。)

食いしばっているときの顔って、
この龍馬の立ち姿のように、

上下の唇が緊張して強く結ばれ、
口角が下がり、
下唇の下に大きい「への字」のくぼみ、
アゴの先もボコボコにエクボの様なクボミ。

これが食いしばってる人の顔の典型。
(説明するのに面白いから、
 今度院内のモニターに入れとこうかなぁ。)

ryouma2-2.jpg

ねっ。
気付いていた人はどれぐらいいるでしょう?

どちらの写真も見たことがある人は多いでしょ?

見比べてみると、こんなにも違う2枚の表情。


気付いちゃったら、
脳科学者・茂木先生のアハ体験のように、
もうそこにしか目がいかないんじゃない?

幼稚園の時に描いたクレヨンの人物画。
白に、黒い縁取りで歯を描いた人は多いでしょ?

その認識と、今の年齢になってからの
歯に対する認識って、どれぐらい変わっています?

たぶん私の場合、この世界に入っていなかったら、
幼稚園の頃と何も変わっていなかっただろうな、
って自覚があります。

この龍馬の時代頃の写真って、
結構くいしばってる人が多いですよ。

撮影が大変だったのか?
威厳を持たせようとしたのか?
魂が抜かれるという流布を真に受けていたのか?

そんな想像も楽しいでしょ。

見方が変われば、
テレビの中の芸能人の歯ばかり見ちゃう、
っていう患者さんも結構いたりする。
けど、もう一歩進むと
白さだけじゃない注目点も楽しめますよ。


坂本龍馬のアゴの形って、
食いしばりや歯ぎしりしやすい人に多い形でもある。

そういう意味では・・・

「幕末ガイド」ってサイトで
坂本龍馬役の歴代俳優さんが23人
紹介されているのをみつけちゃった。
意外な人物もいるけど、
下アゴの骨格的類似で見ると、
ダウンタウンの浜田雅功さんが
一番近いかなぁ?

とかね。
(これはさすがに版権に引っかかるでしょうから
 アップはしませんけど、検索してみてね。)

関西弁の龍馬だったけど、
歴史ものと思わず、
同姓同名の別話と思えば面白かったしね。


そんな食いしばり・歯ぎしりをはじめとした、
歯を残すためのデメリット、過重負担の話へと
次回から続きます。

P.S.
以前、新撰組の歯の事を書いたら、
翌年だったかの新撰組検定日に
ものすごく閲覧されたことがあったので、
坂本龍馬検定なんかがあったら困るし、
ちゃんとしたことも書いておきます。

上海で2丁拳銃を手に入れたとされる
高杉晋作から1丁もらったといわれるのが、
この写真の銃です。
時を同じくしてアメリカで
南北戦争が起こります。
弾丸をこめる手間が、それまでの銃より
簡単になり、この1世代前の銃より
殺傷能力も高いということで、
この銃の生産ライン能力の3年分になる
予約が殺到したそうです。

龍馬は池田屋事件の時、
この銃(32口径6発)を使ったとされ、
そのとき刀傷を受けて落とし、なくなった
とされています。

本国アメリカでも入手しづらくなった銃。
同じものは買えなかったのかもしれません。

その後、お龍さんとともに、
この1世代前の銃、
モデル1(22口径7発)
(リロード方法は同じタイプ)
を買い、近江屋のときは
こっちの銃を持っていたそうです。
ただ、撃つ事もなく暗殺されたといわれます。

まぁ、歴史の真実は
博物館資料が必ずしもとは限りませんけど。

ちなみに、この2種類の銃。
YOU TUBE で実物発砲が見れちゃいます。
気になればぜひ1度くらい見てみるのも
面白いですよ。



カラフルあっぷるいーと3.JPG



posted by あっぷるいーと いんちょう at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯・噛み合わせの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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