2012年09月06日

女子力と女性ホルモン、歯から命へ

フッとしたキッカケで気になることってありません?
今回のブログは、
正しいことと、私なりの疑問的推論を組み合わせて、お届け。

極端なお話です。
話半分で見てくださってもかまいません。

もちろん、このブログは基本的に「歯科」のことに触れます。
そこはちゃんとしてますので、最後までお付き合いを。


「女子力」・・・
たぶんこの言葉は、
女性らしいたたずまいや、気遣い・思いやりのたぐいを指す言葉として、
「日本女性としての真の美しさがどこにあるか」を書かれた
某女子大教授の本が最初なのではないか?

今では、その言葉だけに飛びついたファッション紙によって、
可愛い格好だけで女子力が高い女の子と言う称号が与えられている感がある。

もっとも・・・女子力という言葉でさえ、
安売り的に使い古され、死語と化しているようでもあるが・・・


たまにバラエティ番組で女優さんの「バッグの中身拝見」がやっている。

美人に属す女優さんをみる場合、
持っているブランドバッグや化粧道具に目を引かれる人が多いだろうが、
女優さんたちに多く共通する持ち物に私は興味をひかれる。

それは、可愛らしい図柄のポストカードや便箋のたぐいだ。

仕事柄使われることもあるのかもしれないし、
ロケ先で買う機会も多いのかもしれない。
撮影の合間に書く時間がとれるというだけかもしれない。

ただ、以外と多くの女優さんが持っているという印象がある。
比較的最近のTVでは、藤谷美紀さんや山田優さんが持っていた。

一般女性でも、ポストカードを持ち歩かなくとも、
日記を書く人は今でもいるだろう。
それも単に今日あったことの羅列ではなく、
もっと情緒的な・・・。
(ハートのシールを張り付けただけのシステム手帳は含みませんよ。)

吉祥寺には様々な図柄のポストカード専門店もある。
時折その前を通ると誰かしら女の子が品定めしている。
ロフトの絵葉書コーナーにも誰かしら女の子は必ず見かける。
でも男性の姿は、年賀状の時期くらいしか多く見かけない。

女性は圧倒的に男性より「書く」のだ。


女性は、言語脳(女性脳)ともいわれる。
これは女性ホルモンであるエストロゲンの量によって
男女差や女性の中でも違いがみられるわけだ。


ここからしばらくは私なりの推論を書いてみよう。

言葉を紡ぎだす能力が高い = 女性ホルモン量が多い
 = 女性らしい女性(女子力アップ?)

私は専門家ではないため、断言できるほどの知識はない。
でも、そう考えることもできそうではないだろうか?

女性ホルモンを増やすには、「書く」ことが良いのでは?


・・・言語脳って、書くことにもつながる。


脳は、使うほどに機能を増し、使わなければ衰えていく組織。
手紙や日記などを書くことによって
知能を持つ人間は、本能的に女性ホルモンを増やそうとしているのか?
はたまた脳(女性脳)が、
女性ホルモン量を増やさせるために日記などを書かせているのか?
(ニワトリが先かタマゴが先か的な問いではあるが・・・)

女子力とは、
立ち居振る舞いであろうとも、ファッションセンスであろうとも、
女優さんにとって商売道具の引き出しに持っていなければならない能力であろう。
偶然なのか必然なのか、本能なのか先人の知恵なのか、
ポストカードや便箋を持ち歩く女優さんは、
どちらの女子力も持っているだろうなという人ばかりだ。

気持ちや言葉を伝える・・・
それはただ「思うままに口に出して言う」ということよりも、
手紙や日記で「どうやって伝えようかと考えながら言葉を紡ぎ出す」ほうが、
脳ははるかに使っている。

活字の方が、表情やジェスチャーが無いぶん、伝達には難しい。
携帯電話のメールでは、絵文字やデコメを使ってしまうため、
一見すると可愛らしい表現のように見えるが、女性脳はたいして使えていない。


もっとも論理的な表現は男性の方が得意とする。
文章としての推敲能力は男性の方が高いのかもしれない。
・・・これはエストロゲン量が少ないことを意味する。

情緒的な文を考えることの方がエストロゲンが多いということになろう。
まさに女性脳と言われるゆえんだ。

企画書をいくら書いても女性ホルモンは活発ではない。
授業中にデコメ中心のラブメールを打ちまくっても、女性らしくはならない。
井戸端会議より、スカイプの長電話より、PCダイブするより、
日記を書く時間の方がエストロゲン分泌には大切なのかもしれない。

このブログを読む女性に問うてみよう。
「書いてますか?」

残念ながら私には、
手紙や日記を書くことで女性ホルモンが増えるかどうかという知識はない。
ネット検索でも探せなかったのだから、
ただの私の推論でしかない。
でもなんか気になりません?

もっとも、昔まことしやかにささやかれていた
「セックスしまくるほうが女性ホルモンが増える」という『大ウソ』!
と同じく、正しくないことなのかもしれない。

ただ、私の身近で、
更年期や鉄欠乏性貧血など
女性ホルモンの変調が関係していた人たちが、
情緒的な日記を書いたり、イライラの原因を書き綴ったりすることで
落ち着いたことはある。
(単なるストレス発散しただけとも言るだろうが・・・)


ネット優勢社会における「ちゃんと書く」ことが減った現代女性
と定義して、歯科的な話を進めてみよう。

エストロゲンが減った内在的「女子力」の衰え・・・
男性的になった女性におくる、危険性への示唆というのもありかもしれない。
(表層的女子力に振り回される男性諸君も知っておいて損はないぞ)


エストロゲンの減少と口腔乾燥感(ドライマウス)には
関連があると考えられています。
女性ホルモンは、
口腔内の粘膜や唾液腺にも作用し、唾液を分泌させているのですが、
加齢などによって女性ホルモンの分泌が減少し、
それに起因して唾液腺の萎縮が起こるためといわれます。

唾液は口の中を、酸性(歯を溶かす状態)や
アルカリ性に傾きすぎないように(緩衝作用)して、
虫歯になりにくくする働きや、
口腔内をきれいに洗い流す作用(自浄作用)があり、
そのため歯周病菌を増えにくくし、歯垢もできにくくしています。

その働きが落ちるということは、
虫歯や歯周病が増え、口臭が強くなる状態になるということ。
口内環境が悪い状態といえます。

若くして慢性的にエストロゲンが少なくなってしまっている人が、
急に妊娠したらどうなるでしょう。

「子供を一人産むたびに歯を一本失う」という話を聞いたことがありますか?
妊娠・出産は口の中に悪影響を及ぼします。
歯周病菌の中には、女性ホルモンを栄養源とするものがあり、
妊娠することで増えるエストロゲンが、細菌を異常増殖させてしまいます。
細菌数が5倍に増えるともいわれます。
妊娠性歯肉炎は比較的多くみられます。

またツワリなどの嘔吐による胃酸逆流や、歯磨きができない環境で
ただでさえ悪い状態の口内環境がさらに悪化してしまうと・・・

歯周病が悪化し長引くことで、免疫機能が活発になり生理活性物質を作るのですが、
その一つにプロスタグランジンという子宮収縮作用のある物質があります。
その影響で
早産の可能性が7.5倍に増えるともいわれます。
また必要以上の子宮の収縮は赤ちゃんへ届けられる酸素や栄養の量を減らし、
栄養不足により「低出性体重児」になりやすいことも知られています。
(以前のブログで書いたことがありますが・・・)

歯周病の原因菌=グラム陰性菌は、
細胞内毒素(エンドトキシン)を持っています。
この毒素が歯肉や顎骨その他、周囲組織を傷つけます。
さらにこの毒素が、歯肉の細い血管から浸入し、
例えば、歯周病菌自体が血管壁に付着し「動脈硬化」を起こしたり
グラム陰性菌が心臓の内膜で炎症を起こす「心内膜炎」を起こし
母体が危険になることも。


もう1つエストロゲンの話。
閉経などにより女性ホルモンが欠乏すると、バランスが崩れ、
骨がスカスカになる「骨粗しょう症」も引き起こします。

エストロゲンが減少すると古い骨細胞を破壊する骨吸収のスピードが上昇し、
新しい骨を形成する骨形成が追いつかなくなります。
結果として、骨の中がスカスカに。

歯を支えるものは、鏡で見える「歯ぐき」の中にある「歯槽骨という骨」。
当然、抵抗力も弱く、歯周病の進行も早い。
将来インプラントもできなければ、入れ歯の安定も悪くなる。
歯がなければ、栄養吸収も落ち、病気にもなりやすくなる。

人は、60兆個の細胞からできている。
老化を抑えるため、日々細胞のコピー(細胞分裂)が行われ
細胞の「入れ替え」が行われている。
それは新しい細胞が1日「8000億」個も作られるといわれる。
そこで起こるコピーミスが癌細胞。
その数は、1日5000個。
それをデリート(消去)する働きが
免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)。
NK細胞には栄養が必要。
それは食べ物から得ているのだ。

エストロゲンも大事。歯も大事。
・・・だって命につながり、子孫への影響にもつながるのだから・・・

女性は必ず閉経を迎えます。
それだけでもリスクがあるのです。
日頃から、女性としての大切なことって何なのか、
秋の夜長に考えてみることもお勧めします。



カラフルあっぷるいーと3.JPG






posted by あっぷるいーと いんちょう at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 女性の歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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