2012年06月08日

良い歯の集い & すきっ歯でも歯石

2012年6月10日(日曜日)は、武蔵野公会堂にて、
「 第45回 良い歯の集い 」
が開催されます。

8020運動というのがありますが、ご存知でしょうか?
80歳になっても20本以上、歯を残そうというスローガンです。
これをクリアされた方々を祝し、見習おうとする集まりです。

今回から私も参加します。
ちなみに今回の担当は御土産係だそう。

歯が残るために、何が大切か・・・
それは虫歯と歯周病のケアでしょう。

今回はその中で歯周病について触れておきましょう。


20110930160316.JPG

この写真は、下顎(かがく・したあご)の前歯を、
舌側(内側)から見たものです。

ハグキのラインに沿って黄色く見えるのが歯石。

まさに磨き残してしまうポイントでもあります。


20110930161540.JPG

同じ部分の歯石を取った状態がこんな感じです。

歯石が付いていたラインに注目!
歯自体の形が、球体のように“丸い”感じがわかるでしょうか?

歯茎に沿うほどに、この丸みの“陰”になってしまい、磨き残してしまう。
歯ブラシが届きにくいポイントです。

さらに、力いっぱい磨こうとするほど、
歯ブラシの毛先がこの“陰”に届かない・・・

箒(ほうき)のように、
押しつけたら掃けない!
毛先でスッスと軽く何度も当てることが肝心です。


20110930160316-212.jpg

同じ写真を2枚並べてみました。
今度は、黄色い丸に注目!

歯石の形どおりにハグキがクボんでしまっているのがわかりますか?
よく見ると、その歯茎も赤くタダレている感じ。

この腫れた感じが炎症です。
写真上 = 見た目・・・では、その程度の印象かもしれませんが、
ハグキの下の歯槽骨(歯を支える骨)まで、炎症が波及してしまっていると、
歯がグラグラになって抜け落ちてしまうことにつながります。


すきっ歯(すきっぱ)な人でも、歯石はこのように溜まってしまいます。

正しい歯並びをしている人でも、歯周病の危険性は大きく、
叢生(そうせい)と言われる乱杭歯(らんぐいば)や八重歯(やえば)
などがあるほど、ちゃんと磨かなければリスクが高くなりすぎてしまう。

歯石になってからでは、歯ブラシで落とせません。
そうなる前のプラーク(歯垢)の段階でケアするしか、
自己解決の道はありません。

それでも残ってしまうから
・・・定期的な歯科医院での専門ケアが大切になるのです。

早ければ3日ほどで歯石になってしまいます。
磨き具合や、食生活、体調変化などで変わってきてしまいますが、
歯周病が歯槽骨を溶かし始めるには、
3か月〜6ヶ月〜1年ほどの猶予があります。

そのため、歯石の付きやすさや、磨き方の危険度を考慮し、
その人に合った期間をあけて、定期クリニックケアをお勧めしています。


老化で歯がなくなってしまうのであれば、
8020運動なんてありえません。

達成できる人がいる・・・それこそが老化で歯を失うのではない!
という証明でしょう。

このブログのサブタイトルをもう一度見てみましょう。
老化の5〜6倍速く、
歯を支える骨がなくなってゆくのが歯周病の脅威です。

達成できた人たちの笑顔を見に、多くの方々が、
2012年6月10日(日曜日)に、
武蔵野公会堂(マルイの横です)にお越しいただけると幸いです。




カラフルあっぷるいーと3.JPG








posted by あっぷるいーと いんちょう at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病・歯肉炎・歯ぐきの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック