2012年02月20日

カルシウムと筋肉

久しぶりに「あっぷるいーと吉祥寺歯科」のHPを見てみたら
すっかり忘れていたけど、
トップページのクリニック外観写真・・・
看板すらできてなかった頃のまんまだ。
春の緑がきれいな頃になったら、撮影して差し変えなきゃ。

ブログも気付いた。
基本的な虫歯や歯周病なら書いているけど、
アンチエイジングに関する事とか
審美・矯正歯科に関してとか
って、ほとんど書いてないじゃん。

ということで、今回まずはアンチエイジングに関して書いてみよう。


カルシウムと聞くと、
ほとんどの人が骨を丈夫にする成分と思うのではないだろうか?

実際、小児期の骨格形成にカルシウムを摂りましょうとか、
骨粗鬆症の予防にカルシウムを摂りましょうとか、
骨に関しての説明を受ける事が多いでしょう。

虫歯の再石灰化に必要なのもカルシウムです。
(実際はリンも必要です。)
歯周病予防としても関わってきます。

人体の構成成分としてのカルシウムは、成人男性の場合で約1 kgを占め、
主に骨や歯としてヒドロキシアパタイト Ca5(PO4)3(OH) の形で存在します。

一時期、「キレる子」の増加に伴い、
カルシウム不足を指摘されたこともあります。
これは神経伝達にも作用するカルシウムの働きが、
「神経の興奮の抑制」にあるためでしょう。

もっとも、食の欧米化や偏食、コンビニ食などで育った子が、
成長レベルの低下に伴い、歯並びや歯の質の悪化があり、
「咬合不全からくる神経症の一症状」という
可能性もあるだろうと私は考えていたのですが、
その関連はまたの機会にしましょう。

日本の厚生労働省は1日に
最低700mg(骨粗鬆症予防には800 mgを推奨)の摂取をと定めています。
逆に摂取しすぎもダメ。一日摂取許容量上限として2300 mgとされています。

ちなみにネット上でこんなデータがありました。
低脂肪乳100gでは130mg。
普通の牛乳100gでは110mg。
特濃牛乳100gでは110mg。
同じ牛乳でも結構違うでしょ。

干しエビを1日に100g食べるってことはないだろうけど、
もし食べたら7100mgもあるそうで、許容量オーバー。
まぁ、毎日とか頻繁に食べてるわけじゃなければ問題ないでしょうが。

そのカルシウムが筋肉にも必要とされていることは
意外と知らない人が多いみたい。

筋肉の収縮はアクチンとミオシンという筋原線維の相互作用でおきます。

神経刺激がおこると筋小胞体という所からカルシウムイオンが放出。
これによりアクチンとミオシンが接触し、
ATPをADPに分解することでエネルギーを放出。
そのエネルギーによって細いアクチンが太いミオシンの間に引き込まれ
筋肉が収縮。
神経刺激が無くなるとカルシウムが吸収され筋肉が弛緩する。

まぁ、難しいことはさておき、
筋肉が動くのにもカルシウムがいるわけです。

アゴの開け閉めも筋肉、舌も筋肉。
筋肉の働きも、歯科の領域に関わってくるんです。

骨と筋、さらに神経伝達。
カルシウムの働きは、結構重要なファクターなんです。

アンチエイジングというと、どう若返るか?
ということばかりに注目しがちですが、
まずは、必要な成分が足りているかどうかにも着目しましょうね。


ちなみに、
ビタミンDは、小腸でのカルシウム吸収を増加させる要因として重要です。
腎臓において尿からカルシウムが損失することを抑制する働きもあります。
免疫反応などへの関与も示唆され、多様性ゆえにホルモンに分類されることがあるほど。
人体内でも生成される成分であり、
太陽光から隔離されるような環境では、摂取量が不足することが示唆されています。

エネルギーのもとであるATPを作るには運動が一番。
(解糖系やクエン酸回路という話は・・・長くなってしまうので各自で調べてね。)
(いずれ書くかもしれないけど。)

ちゃんとカルシウムを摂って、
日の光にあたるように、おもてに出て、お散歩でも良いから動くこと。
それが若々しくいられる第一歩です。


意外と地味なところから話が始まったアンチエイジングの回。
だって、アンチエイジングってネット検索すると、
美容系成分の広告サイトが大部分を占めてるんだもん。
それも大事かもしれないけど、まずは基盤がしっかりしてなくちゃでしょ。

お化粧する時の下地作り・・・できれば素肌のハリから良くなきゃ、
化粧のノリが悪いって実感するでしょ。
同じなんです。もとがよくなきゃ。

どんな成分を摂取したって、受け取る人体が元気でなきゃ、
ほとんどが吸収されずに排出されちゃうって。

そんな理由から、地味だけど基盤となる話からスタート。
まずは骨と筋肉・神経伝達から若返ろうね。

ちなみに
肌のターンオーバーは28日周期といわれています。
肌の細胞は、毎日生まれ変わっていて、その細胞一つひとつの寿命が28日というわけです。
「舌」のターンオーバーは約20日といわれています。
骨のターンオーバーは約200日です。骨のリモデリングといいます。
筋肉は約180日で半分が入れ替わる。

健康は1日にしてならず。
継続は力なり。
・・・先は長い・・・けど衰えるのは早いんだよね、これが。

単発で頑張るのではなく、できる範囲で上手に日常生活に取り込むこと。
アンチエイジングで最も大切なことは、継続的意識改革なのかもしれません。






カラフルあっぷるいーと3.JPG


posted by あっぷるいーと いんちょう at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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