2020年05月02日

2020年5月の予定とコロナ対策としても歯磨きしてくださいの話

2020年5月の予定

GW(ゴールデンウィーク)
5月3日(日)〜 7日(木)まで休診です。

10日(日)休日診療当番のため 9:00〜17:00で診療。

12日(火)18時30分終了
26日(火)18時30分終了

今回は理事会オンライン会議だけとなりますが、
その為、電話応対も上記の時間までとなります。

残りは通常通りの診療を行えるようにしています。
様々な物資が入手困難ではありますが
まだ何とかなるので継続は可能です。
ただ今後の状況次第で変更となる可能性もあります。
お電話でご確認ください。

感染対策として
患者さんの予約間隔を調整しております。
その為、ご予約のお時間をお守りください。

定期検診のお知らせハガキなどは、
外出自粛期間はお送りしないようにしています。
ただ、後述するような治療の必要理由がありますので、
口内環境に不安がある方は
無理をせずご連絡ください。

フェイスシールド着用にて診療をさせていただいています。

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本来なら、シリーズものの続きを書くところではありますが
自粛延長が決まったことでもありますし(期間は現在未定ですが)
口内環境という観点からのコロナ予防や、
現状の弊害の注意喚起を書いておくこととします。

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まずアルコールに関して。
急に夏日になってきましたが、
アルコール濃度60%以上のものは危険物に該当します。
市販アルコールスプレーなども70%前後あります。
ちなみにリステリンも65%前後アルコールを含むと言われますが
他の成分も入っていますので口腔内のうがいまでに留めましょう。
そして消毒には良いですが保管には注意してください。

ご家庭ではまずないでしょうが、
60%以上のアルコールは
消防法上80ℓ以上の所持は届出が必要。
400ℓだと申請が必要なものという取扱注意のしろものです。

スピリタスなども70%を超えるものがあり、消毒として
活用も認めることになってしまいましたが
気化したアルコールはわずかな静電気でも発火原因となります。
暑い日が増えるだけで危険度は増しますので
濃度の濃いアルコールや無水エタノールを所持されている方は
本当にご注意ください。

細い路地も多い吉祥寺では
2016年の糸魚川大規模火災のようになりかねません。
ましてやコロナ騒ぎのなかで避難所生活なんて3密です。

保管ボトルも専用のを使ってください。
ペットボトルでは穴が開きます。
ちゃんと調べましょう。


マスクは、使いまわすなら必ず洗うこと。
暑くなるほど汗ばむので皮膚炎にもなりやすくなります。

ただマスクに関して歯科的に怖いと思っているのは
「くいしばり」「ドライマウス」「顎関節症」「歯周病」
が増える要因にもなることです。

情勢的緊張感と物理的に口を押さえつけるが故、
くいしばりしやすい状態になります。

そのまま「しゃべる」こともしなければ
唇が貼り付いてくる感じになるでしょう。
もうそうなればドライマウス状態です。

マスクの張力がゼロのポジションで着けられているならいいですが
大体の人は顔に押し付けられている感があると思います。
人体は必ず反作用の力を発しますので、
口に引き寄せられているから、口で押し戻そうと働く。
つまり下顎を前に突き出そうとしてしまう人がいます。
それは今までも何度も話した猫背のアゴの位置。
顎関節症を引き起こす位置です。
耳のゴムを長く継ぎ足して
口(鼻からアゴ下まで)をピッタリとしていても
圧迫感がないように調整されることをお勧めします。

くいしばりの圧力、ドライマウスの汚れの停滞、顎関節症の顎位のズレは
相互関係にのっとり歯周病にさせます。

前回もサラッと書きましたが、歯周病はインフルエンザ悪化要因である
という現実と同じくコロナに関しても悪化要因でしょう。

前回書いた栄養素を奪われることでの免疫力の低下だけでなく
ウイルスとくっつきやすい受容体(レセプター)が口腔内には多数存在し、
タンパク質からできている粘膜で保護されていますが、
歯周病菌はタンパク質を分解する酵素も出すため、ウイルスが受容体を介して
体内に侵入させやすくする働きもします。

また歯周病は歯周病菌が出す毒素の影響で
歯周炎という慢性的に続く炎症を引き起こします。
炎症によって細かい血管が傷つくため、
細菌やウイルスは侵入しやすい入り口となります。

また先ほどの受容体は炎症が広がるほど細胞を保護しようと
多く発現する働きがあるのですが、そこにウイルスがあると
体内に入りやすくなってしまいます。


そういう因果関係をちゃんと把握しつつ
このコロナ時期でもクリニックを開けている歯科医師もきっと多くいるでしょう。

今回の件で
厚労省や医者は
「緊急対応だけ行い感染させられるリスクを極力減らしなさい」
「歯医者なんていかない方が良い」
などという人ばかりなのもよくわかりました。
だから
「手洗い」「うがい」だけなのでしょう。

「歯磨きが大事だ」ということが認知され広まれば
「なぜ学校で歯を磨かせないのだ」という波紋へと広がります。
多くの公立学校では「歯磨きセットは禁制品」だそうです。
その理由として返答が返ってきた内容は
「生徒一人一人に水道があてがえないから」だと言われました。
親が文句をいったら、その生徒だけ職員室で教師が見守る中、
歯を磨く許可をされたという方がいました。
ちなみに教師はそこや教員用トイレで隠れて磨いているそうです。
当初のパチンコ屋のような忖度が働いているのでしょうか?

事態が落ち着いてからで構いません。
ぜひPTAなどに絡む方々から「学校でも歯を磨かせて」コールが
起こることを期待します。

「歯磨き」が唯一の歯周病予防手段であり、
ウイルス対策としても重要な予防要素ともなり、
はっきり言って「うがい」より重要です。

ウガイをして上っ面の細菌やウイルスを流し去ってから
正しく歯を磨きましょう。

ハブラシだけでも40秒程度で全体の歯がツルっとするのが正しい磨き方です。
それを確認してから、歯磨き粉を付けてもう1回磨く方法を推奨しています。


熱感やせき込む方々はご遠慮いただきたいですが、
通常の口内環境を悪化させそうな病気は早く治すに越したことはない。

免疫を高めて抵抗だというのも正しいかもしれませんが、
エイズのような免疫内で増殖するほどではないが、
SARS,MERSのような免疫に負けてくれるものよりも強い、
と言われるのが今回の新型コロナのようです。
だからうつらない対策をするしかない。

本当の瀬戸際対策は歯磨きだと考えます。
その延長線に歯科治療があると考えます。
だからできるだけ普段通りに治療できるようにしています。

ただ、歯石落としは治療として必要ですが、美容的な着色落としなどの処置は
この時期はお控え頂いております。
チェアタイムが長くなりますので感染リスクはお互いのために減らしましょう。

ということで歯科的に伝えておきたいコロナに関する事の第1弾でした。
(状況等を見て第2弾をするかどうかは考えますね)




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posted by あっぷるいーと いんちょう at 18:20| Comment(0) | 健康情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする