2020年03月02日

2020年3月の予定&顎関節症の講演2回目

2020年3月の予定

ご注意!
日本全国でコロナ感染が騒がれております影響で
3月5日(木曜日)のゼロワンホールでの開催予定でした
「「市民公開講座は中止」」となりました。
講演予定の先生も新たなスライドを作って
万全の準備をしてくれていたのですが
何かが起こってからでは遅いので、
担当の方がたも苦渋の決断となりました。

様々な影響が出ているため歯科医師会の活動も
当初の予定より減ってはいるのですが、
年度末や総会など動かせない行事も多々ありますので
必要に応じて変わります。
とりあえず現時点での予定を書きますので
ご予約時にご確認ください。

3日(火)18:30終了
9日(月)19:00終了
10日(火)19:00終了
16日(月)18:30終了
18日(水)19:00終了
23日(月)19:00終了
24日(火)19:00終了
28日(土)17:00終了

ヤマハ宮地の音楽教室も休講が決まったり
市役所のイベントも中止が決まったり
ここのところ難しい状況です。
皆様も注意しましょう。

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顎関節症の講演の続き(2回目)になります。


顎関節症には4つの段階があります。
T型 咀嚼筋
U型 関節包・靭帯
V型 関節円板
W型 関節の変形
(X型としてその他の原因という
分け方をすることもありますが
それは事故外傷などや心因的なものなどの
例外も含みますのでここでは考えません)

T〜U型は
ほとんど症状を自覚することはありません。
御飯を食べていると頬やこめかみのあたりが疲れてくる
などの症状に気付くこともありますが
一時的なもののため、1回〜数日で感じなくなった人が
大多数な為に歯科医院などに来院されることはまずありません。
本来ならこの時点から注意したり、微調整を行えると
完治させることも可能なのですが。

V型が一番わかりやすく
テレビなどでもこの話ばっかりです。
もっともこの状態を活字のみで説明しきるのは
とても難しい話なわけですが…

前回でもお話ししたような美人病では
この状態になりやすい10代後半から20代女性が多い病という
カテゴリーなわけですが、
先日5歳児健診をしてきて、2時間ほどで15人ほど診たのですが
2人程このV型になっていました。
それほどどの年代でもなる人はいる病気です。

ただ正確に言うと5歳児の場合はまだ成長期にあり
成人で考えるV度に分類すべき状態とちょっと異なります。
それも踏まえてお話していきましょう。

まず口が開く運動とはどんなものかわかりますか?

2段階のステップを踏みます。
それは「回転」と「滑走」。

よく簡易判定で指を縦にして4本程度入るくらい
口が大きくあかなければ「開口障害」があると判断されます。
その
指1〜2本程度開くまでの運動が回転。
そこから指3〜4本程度開くまでの運動が滑走。

まず最大開口状態(限界まで口を大きく開けた状態)で
人差し指から小指までが縦に入るか皆さん確認してみましょう。
たまに縦だって言っているのに横に入れる人がいます。
全く無意味ですからお間違えなきよう。
口の大きさをはかるのではなく
口の開き具合をはかりましょう。

ちなみに開口障害の原因の多くが顎関節症ではありますが
その他の原因の場合もありますので
しっかり歯科医院で検査を受けてください。

次に一回手を拭いてから
耳の穴の前で「もみあげ」のところを
触れて口を大きく開けてみましょう。
前回も話した顎関節のところです。

口を開けている途中から骨が動くのがわかりませんか?

ちなみに左右同時で同じ動きをしている人は
顎関節症の心配はない・・・かT〜U度の状態までしか
悪化していないかのどちらかです。

左右で異なる動きをしている場合は
顎関節症V〜W度になっています。

細かく分けると
カックンとした動きを感じる場合は
V度になっています。

ゴリゴリとしたこすれたような感じがする場合
分類としてはV度になりますが
V〜W度の移行期にあると考えてよいでしょう。

それらの触感はないものの
あきらかに左右で動きが異なる場合
W度になっています。

基本は口をまっすぐ開けるのですから左右同時。
ズレるということは「くの字」もしくは「ノの字」
に動いているわけです。

そこで起きていること顎関節症V度の場合とは、
正しくご理解いただくためには
関節の骨の解剖図が必要になります。
ネット上には様々な画像も動画もあるのでご確認いただき、
ここではイメージだけしてください。

関節円板という軟骨のクッションがあると思ってください。
顎関節は頭の骨と下顎骨の蝶番運動のようなものと言われますが、
先程の回転と滑走を行うため
頭の骨と下顎骨の間に関節円板を挟むことで
スムーズに回転と滑走できるようになっています。

下顎骨の関節部分が動く状態に合わせて
関節円板も寄り添うように動きます。

それがズレて落っこちてしまう状態がV度です。

噛むと落っこち、大きく口を開ける過程で元に戻る。
だからガコッとハマったような感触を感じます。

言葉での説明はとても難しいので、
動画検索してください。

その関節円板がおっこったまま、
大きく口を開ける過程でも元に戻らない状況になると
関節部分の頭の骨と下顎骨の骨同士が擦れ続けます。
その為、骨が削れ変形してしまった状態のW度になります。

骨の形の変わった状態は
あっぷるいーと吉祥寺歯科のホームページにも
載せてあるのではっきり違う形態が認識できると思います。

なぜこんなことが起きるのか?
それは遺伝的なものもありますが
大部分は後天的に起こります。

それは次回の講釈で!(まちゃあき西遊記風に)


コロナだけでなく
インフルエンザやその他にも気を付けましょう。
免疫力向上が大事です。
よく寝てよく食べよく動きましょう。


カラフルあっぷるいーと3.JPG


posted by あっぷるいーと いんちょう at 17:06| Comment(0) | 歯・噛み合わせの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする