2019年09月03日

2019年9月の予定&駄文:価値観の違いのジレンマ

2019年9月の予定

9日(月)18:30終了
10日(火)19:00終了
13日(金)19:00終了
24日(火)19:00終了

比較的落ち着いた1か月となりそうです。

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まだ落ち着きませんが今年も暑い夏でした。
そろそろ和らぎそうな気配がしてきていますが
微妙な湿気は、気温よりも私には厄介です。

アンダーシャツがサラッとしている。
汗ばんでも身体に貼り付かない。
そんな奴をここ何年も愛用していたのですが
とうとう生産中止になってしまいました。
実に残念。
今後どうしようかと悩む日々です。

冷感シャツなるものも試しましたが
初めは良いが、ずっと着ていると体温の方が勝る。

だからアンダーシャツはずっとサラっとしているものを。
その上から羽織るシャツは冷感タイプを。
(できるだけ汗染みもしないやつならなおOK)
という組み合わせが自分的にはベストでした。

ちなみに直射日光がひどい時には帽子もかぶるのですが
麦藁のような素材のハットタイプが多いです。
これも汗染みるので、中も外も防水スプレーをかけて
かぶっていたりしました。

1年中似た様な素材を着ているので
自分の服のイメージとして一定層には定着しちゃっています。

自分の服選びはデザインより機能優先です。
一番は入るサイズの中から。という前提条件が付きますが。

そういう意味では、多くの人々とは逆行するでしょうか。


デザインと機能・・・
造形美と機能美という話になると
職業病でしょうが、すぐに思いつくのは
まさに歯の話になってしまいます。

歯の相談を受けるとき、
「見た目」と「噛めること」の両立で相談されることが多いですから。
状況・条件次第で出来る事は限られてしまいますが、
意見として言ってもらうことは自由ですし、
その方がこちらとしても
どう治そうかイメージしやすいので助かります。

ただその意見が自分で支離滅裂と気付いていない人には
どうにもならないこともあります。

例えば
「前歯の先端同士で噛みあうようにしたい」
と相談されたとしましょう。

一般的には
上の前歯が前に出ていて
下の前歯が奥に引っ込み、
上下前歯はわずかに重なっています。

お蕎麦などを噛み切るときに
下顎を前にずらして
前歯で噛み切ることはしますが、
普通に噛んでいる状態で
前歯の先端同士が噛み合うことは
今後色々な弊害が生じる危険性が高まります。

先っぽ同士で噛み合うということは
すり減りも早くなり、噛み合わせが低くなり、位置が変わり、
時間の経過とともに上下とも出っ歯になる可能性も秘めます。
顔にシワもできやすい。

異常な状態に改造したい。
と言われている気しかしません。

だから言っていることに対するデメリットと
おかしな事なんだよ、と説得します。
それでもダメならば
異常に治してほしいというリクエストに応えることはできるけれど
それでよろしいのですね?
とお話すれば、
「異常」という言葉は受け入れず
「ダメだココじゃ」と烙印を押されるのは私です。

大抵そういう人たちは、数十年前に他所で受けた治療に対して
「今だったらこうはしないでしょ」
「こっちは素人なのだから
 良くない治療をお願いしようとしているのを止めてほしかった」
と言う場合が多いのですが、
それで数十年も保たせた前の歯医者を誉めてあげたいくらいなんです。

それに・・・?
今、止めてますよね!?
その制止を聞き入れないのは自分じゃないですか?
と心の中で叫びたい気持ちになります。

特にこの数十年で、宗教的な介入により
変な価値観を植えられた人はさらに大変さが増します。
とはいえその方次第でしょうけれど。

単なるビジネスで仕事をしているならば
お客様は神様です扱いをしてくれるでしょうから
そういうクリニックをお探しください。

ウチはそういうところではありません。
だからしっかりとお話し合いができるような空間となるようには
意識しています。

だって症状は抑える治療はいくらでもありますが、
原因は常に「治療だけでどうにかできるもの」ではありませんから。

原因の要素として考え当たるならば仕事や就寝時の話もします。
それがその人の歯の健康に関係していると見抜けた人だけですが。
歯周病ですら歯の磨き方が変わるだけで改善する人ばかりではありません。
違う原因が絡んでいたりする人の方が多い。

総合的に複合的に、いろいろな要素が絡んでいるのが病気です。

健全に戻す、悪化を止める、悪化するスピードを遅くする。
ゴールは常にベストを目指したいですが、
出来る事には段階があります。
下準備だけで時間ががかる状態もあります。
本人が自分のことに積極的になってくれないならば、
治療だけでできる限界は
悪化するスピードを遅くすることだけになるかもしれません。
それも定期的に通ってくれる場合だけですが。

だから治療は患者と医師の二人三脚だというわけです。

ご希望にこたえられるスキルはあっても
治療は、
スポンサーに影響される商業向け芸術作品よりも
長い事安全で快適になるような土方仕事に近い。

道路工事は渋滞や騒音の苦情を受けつつ、
凸凹が直ったとしてもありがたがる人はほとんどいません。
車椅子を押すときなどは、平坦な道のありがたさをかみしめるのですが。
それは特殊な事情でしょう。

治療も同じです。
その本道を外すことは、患者さん自身にとってもマイナス。
それをわかったうえで、あえて歩みたいというのであれば
邪道が苦手なわけではない。
本人が望む(私は綺麗とは思わないけれど)
造形美メインの完璧なものを目指してあげます。

ただ歯科医師としてこの場に立っていますから
「異常」にしたいと自覚しない人にはけしてやりません。
悪化することは目に見えていますから。

自己責任という言葉は好きではありませんが
無理して言いなりに治療して、数十年も保たせた結果
どこかで悪態付かれるのじゃ悲しすぎますしね。

自分の健康をどう考えるのかは本人次第でしかないのでしょう。

早く来い過ごしやすい季節。
健康の秋へと
お互いに何か良い習慣を増やし、
元気で過ごしましょうね。


カラフルあっぷるいーと3.JPG

posted by あっぷるいーと いんちょう at 13:33| Comment(0) | 歯の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする